・フリーランスとして活動し始めたばかりでお金がないから海外ノマドがしたい。
・海外ノマドってどれくらいの費用が発生するのか知りたい
私はサラリーマンを辞めて、フリーランスとして活動し始めたばかりで金額的に余裕を持ってノマド生活を送れているわけではありません。海外ノマドを始める方の中には金銭的な余裕がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では海外ノマドをしながら生活している著者のリアルな生活費を紹介します。また、日本でフリーランスとして活動する場合はどれくらいの費用になるのかも解説してきます。
これから海外ノマド生活をしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
海外ノマドに必要な費用を全て紹介!

海外ノマド生活を送ろうと考えている方は最低出費は10万円を覚悟することをおすすめします!
海外ノマドの生活費用について5万円から生活が可能という意見をよく聞きます。東南アジアでノマド生活をする場合は5万円で生活することは可能です。
しかし、実際に海外ノマドをしてみるとやはり10万円はないと快適な生活は難しいと個人的には考えます。というのも私はストレスなく生活するために下記の条件が必須と考えるからです。
逆に言うとこれだけあれば私はどこで生活してもあまり苦ではありません。また、日本にいた場合と比較してもあまり変わらない生活が送れていると思います。
下記では必要な費用について項目ごとに紹介してきます。
食費

食費については1日1,000円はかからないと思います。
・昼食:現地のレストラン・・・300円前後
・夕食:コンビニやスーパーの弁当・・・300円前後
昼食食べずに作業することも多いので、500円前後で済む日もあります。
東南アジアはとにかくランチで入るレストランが安い点は魅力です。
ベトナムのダナンでは500円以下でサムギョプサルの定食が食べれたり、タイのチェンマイではチキン+ライスで300円前後。正直、味は日本の定食屋ほど美味しくないですが、まずくはないです。※あくまで個人の感想です!
また、私は1週間に2度ほどは日本食を食べます。写真はダナンの焼き肉屋のもので、お腹いっぱい食べて約2,000円。チェンマイではラーメン屋や定食屋で800円前後のものが多いです。日本食となると値段は東南アジアと日本で大差ありません。
宿泊費
ドミトリーで生活するのが問題ないという方については1泊数百円の宿もあります。さらにドミトリーは人との出会いも非常に多く、仲良くなって一緒にご飯に行くという機会も多い点は魅力的です。
しかし、ドミトリーは1部屋に複数人の知らない人がいて、いびきなどが気になって寝れない。。。マイペースで仕事したいし、今は仕事に集中したいので、人付き合いは面倒。。。ということで私はAirbnb(エアービアンドビー)を利用し、個室に泊まっています。
ダナン・チェンマイ、マレーシアのペナンといずれも、1泊1,400円前後でシャワートイレが部屋についており、ベッドと机が完備された個室に宿泊できています。
さらにマレーシアのペナンはコンドミニアムでプールとジム付きです。今後東南アジアに慣れていけば現地でアパートを借りるなどして費用を落としていきたいと考えています:)
カフェ費用

海外ノマドする方にとっては働く場所も重要です。
コワーキングスペースで作業することもありましたが、現在はカフェのみで作業しています。理由としては集中でき、かつ費用が安いからです。
カフェ:コーヒー1杯で1日滞在料金:200円
200円前後のコーヒーで1日作業し続けられるのは非常にありがたいです。さらに周りにもパソコンで仕事している方ばかりなので気を付かわず長時間居座れます。
東南アジアのノマドはカフェがおすすめです。
移動費
私はビザが無い状態で様々な国を転々としています。そのため国によって滞在期間が異なりますが大体1カ月に1度場所移動するイメージです。
東南アジアはフライトも安く、移動場所にもよりますが大体2万円前後で移動が可能となります。
また、私は空港から街までが近い都市を選んで移動しています。タクシー代も節約になりますし、そちらの方が快適に過ごせています。
海外と日本ではどちらが費用がかからないのか?

それではフリーランスとして活動を始めた際には日本と東南アジアのどちらが費用がかからないか。詳しく解説していきます。
東南アジア生活では不要だが、日本にいると発生する費用
日本にいるのではれば、フリーランスの方は国民健康保険と住民税の支払いが必要となります。いずれも前年の収入に依存するもので、年収350万円のサラリーマンだった私の費用は下記の通りです。
住民税(大阪市):¥16,000/月
生きてるだけで、¥42,000/月。。。
東南アジアに向けて出国する際に私は住民票を日本から抜いたため、現在この費用は発生しません。
国民健康保険は出国した日や市町村によりますが、月の上旬に出国する予定にしておけば、前月分までしか費用は発生しません。
住民税は1月1日に日本に住民票があれば、1年間の支払いが必要となります。私は12月に出国したため、翌年の住民税は徴収されません。
とりあえず、東南アジアに行けば、¥42,000/月の節約になります。
家賃や食費は0にすることも可能

保険や住民税は絶対に支払わなければいけませんが、家賃や食費は0にすることも可能ですよね。
・ゲストハウスで住み込み
・リゾバで住み込み
私は実家に3か月いましたし、ゲストハウスに住み込みで働き、同じ施設内のコワーキングで4カ月間仕事をしていました。
ゲストハウスの住み込みは30歳までは可能という場所が多いので、日本人の20代のフリーランスは誰でも家賃や食費は0にできると思います。※ゲストハウスによって条件は変わるので内容は確認しましょう。後日記事にします。
実は日本の方が費用は安いかも:)
ということで、実は東南アジアでノマドするより日本で生活する方が、費用だけで考えると安くなる可能性があります!
でも、東南アジアでノマドするメリットは費用だけではありません。
・様々な国に行き、刺激を受ける
・集中して仕事ができる環境
これから東南アジアでノマドしようと考えている方は「安いから」というだけで東南アジアノマドを選択するのは控えた方が良いかと思います。
まとめ
この記事では海外ノマド生活に必要な費用について解説をしました。
東南アジアのノマド生活費用は10万円を目安にすると良いかと思います!
10万円の生活費用であれば下記の暮らしが可能です。
・宿泊はドミトリーではなく個室
・月に1回もしくは、2回は他の国や場所に飛行機で移動
・作業は基本的にカフェ
しかし、日本でフリーランスとして活動する方が費用自体は安くなるかもです。そのため費用が安いからという理由で東南アジアのノマドを選択するのはやめましょう!
但し、東南アジアのノマドは費用以上の魅力があります。東南アジアでノマドしたい方は是非挑戦してみて下さい。
・宿泊はドミトリーではなく個室がいい
・月に1回もしくは、2回は他の国や場所に飛行機で移動したい
・作業は基本的にカフェがよい
・田舎すぎない都市で生活したい