レアルマドリードの新7番エデン・アザール
レアルマドリードの背番号7は特別な背番号です。かつてはラウールやクリスティアーノ・ロナウドが背負ってきました。 新7番のエデン・アザールのレアルマドリード移籍を振り返ります。アザールのレアルマドリードへの移籍金と移籍理由
エデン・アザールは小さい頃からレアルマドリードに入団して活躍したいと考えていたようです。 チェルシー時代には移籍について記者から質問を受けた際に「移籍する可能性がある。」といった趣旨の発言をしており、移籍について語らない選手が多い中、レアルマドリードへのあこがれを隠しませんでした。 ちなみに、あこがれの選手は現監督のジダンとのこと。 そんなアザールに対して、レアルマドリードはワールドカップが終了した2018年6月に接触。その年は交渉がまとまりませんでしたが、1年後にチェルシーを説得し、アザールの獲得に繋がりました。 移籍金については正式な発表されていませんが、各メディアで予想金額が公表されています。アザールの推定移籍金
1億ユーロ+ボーナス2000万ユーロ(約156億円)
アザールが背番号7を付けた経緯
アザールは元々10番を付けたかったようです。しかし、レアルマドリードの10番を付けているのはバロンドールも受賞したルカ・モドリッチ。 アザールが10番が欲しいとお願いしたけど断られたそうです。 プレシーズンに入ってもアザールの背番号は決まらず、アメリカツアー中は50番を着用。その後7番を付けていたマリアーノに対してクラブ側がアザールに背番号を渡すように要求したそうです。 本人は「クリスティアーノ・ロナウドという偉大な選手の後に7番をつけるのは簡単ではない。けれど、自分はタイトル獲得に注力している。」とコメントしています。加入後の活躍
2020年1月現在、アザールは故障しており、1カ月以上試合から遠のいています。開幕直前にも怪我をして離脱期間が長くなるなど、試合に出場できない期間が長くなっているのが現状です。 リーガでの得点はわずかに1点。 一部メディアからはこれまでの補強で最低の補強とのレッテルを貼っていますが、2019年11月~12月にかけて出場した試合は高いクオリティーを証明。徐々に本領発揮をしつつあります。 2月からはリーガの優勝争いやチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが控えています。この時期に期待される活躍ができるかどうかで評価が左右しそうです。アザールについて徹底解説
アザールはレアルマドリードに移籍するまではプレミアリーグのチェルシーでプレーしていました。アザールのチェルシー時代や代表での活躍、プレースタイルを解説します。フランスリーグを経て、チェルシーへ
アザールはフランスリーグのリールでキャリアをスタート。才能が認められ、プレミアリーグのチェルシーに移籍することになりました。 アザールはプレミアリーグのチェルシーで世界トップクラスの選手へと成長。 加入後いきなり活躍を始めると2014-15シーズンにはプレミアリーグの優勝に加え、個人として年間の最優秀選手賞を受賞。世界のトップ選手に名乗りを上げました。 2016-17シーズンにもプレミアリーグ優勝を経験。7シーズンの在籍でプレミアリーグのトップ選手となり、念願のレアルマドリード移籍を果たしました。チェルシー時代のリーグ戦成績
・2012-13シーズン:34試合9得点
・2013-14シーズン:35試合14得点
・2014-15シーズン:38試合14得点
・2015-16シーズン:31試合4得点
・2016-17シーズン:36試合16得点
・2017-18シーズン:34試合12得点
・2018-19シーズン:37試合16得点
ベルギー代表では10番でキャプテン

代表での得点数
103試合出場・32得点(2019年時点)